鰻と石の美術館がモリゾーとキッコロ
栃木県と福島県の境くらいにある那須町芦野にゆく
松尾芭蕉の奥野細道の経路にもなった, 風光が寒々しくも明媚な良いところ. この地に残る芭蕉の句は
この句, なかなか想像力を掻き立てられますね...敢えて解説を省略します
田一枚 植て立去る 柳かな
他には
2点目の美術館ですが, 芦野石ってのが有名らしく, 建物の壁にふんだんにその石を使ってるんですが, なんか石が迫ってくる-気持ち良い感じで- てな具合で, さすが高名な建築家. そして, こういう感覚はWEBとか雑誌で見ても全然伝わんないですよね
あと石と関係ないけど
- 企画展示で"愛の墓"てのをやってました. 右の写真はその中の1つで, michael ende氏のお墓だそうです(写真をクリックすると引用元サイトに移動します)
- 愛知万博に行った時に, 万博っていう方法にイマイチ感動できなかったのですが, その理由のヒントになる記事を隈氏が"新建築"に書いておられた
2点目について. 万博ってものが産まれた当時, 限られた貴族的な人ではなく大衆(氏は"マッス"と呼んでいた. "マス"ではなく"マッス")向け展示イベントは存在しなかった. マッスをさばく方法として採られたのが下記
- 巨大画面に映像流し
- 巨大でオモロイ形の建物(pavillion)
上記方法を採ったら発生した課題
- 観客と展示との距離が遠い
んで, 万博誕生時から時代はかなり変わってるので, 人々は上記手法に飽き飽きしてるんだ, と. だから万博っていう方法自体が21世紀にそぐわないと思ったのだそうだが, 次の点を基軸にすることで, 前向きに取組むことができたんだそうな
- テーマとして掲げられた"自然との共生" を具体化することで, 距離を近付けることが可能と考えた
- モリゾーとキッコロの可愛さを心の支えにする
- ひつまぶし ばんざい
# 2・3点目はウソです
なんか,ナルホドですね. そう考えられた結果, 万博会場が森モリしたわけか. アッパレ