「鬱」って字と無縁ではないのかも知れない

仕事に対する気力が無くなりました。産まれて以来初めての経験でした。やる気を失くすくらい、逆に今の仕事に対して転職後9ヶ月間、気持ちを入れてやってきた、ってことらな
初めてだったのでどうして良いのかわかんなかったんだけど、1日体調崩して休んだ間に、このマムガを読んでたら、気持ちが回復しました。大使閣下の料理人

1月にアフリカの某国に旅行に行った時、帰りのヒコーキで現地の日本大使公邸料理人さんと隣席だったんだけど、彼は周りが日本語解んない人ばっかだったのを良いことに現地の下ネタ大炸裂だった。それでいて読んでる本は政治の本だったり、経由地のバンコックでは市内まで送ってくださったりと、紳士的でもあったので、お国側の御方として一目置かせていかザルを得なかったわけですが。ですが世界で一番女性が素敵なのは「彼曰く」ソマリアだそうでした
公邸料理人さんに対して、そんな彼のイメージがあったんだけれども、このマムガの主人公は、まるで外交官か?というほど政治的に機転が利く在ヴェトナム日本大使お抱えのコックさん。難問や奇問も全て料理で解決!美味しんぼベトナム版!ちゃんと富井副部長的な人*1もいます
ベトナムが舞台なだけあって、フォー!フォー!ヌクマム!ヌクチャム! 私が大好きなテイストが繚乱です
私的感想ですが、美味しんぼよりも派手さが無いですが、well-structuredな読感があります。パンセ! (挟め!)

*1:古田三等書記官