stay the night - mariah carey, せいさく:kanye west

常々ライターさんてのは微妙だなーと思っちゃう時があって、ライターさんのおかげで創る人は助かってんだよと強烈に思うことがあれば逆に創りもしねえ奴が批判だけしてんじゃねーよと否定的に感じる時もあります。それは自分が今だどっちつかづの半端な位置にいるからそう感じるんだらう、ということで大した問題では無いんだが、いずれにせよこと音楽やshowbiz界に関しては良い文章だナアと思う文ばっかじゃ無い。まっぢしょーがねーなーこの程度で専門文筆業者かアンタは?って駄レポートもゴロゴロしてるわなと音楽が好きであればこそ思いますわいね
でも情報過多の時代にあって、フィルタはとても重要というか生素材を一個づつ味わって好きなものや買うものを決めるという方法では到底間に合わないのはインターネット上のポータルサイトの例とかを出すまでも無く自明で、みなさん各々がフィルタとしての情報源を持ってるわけで、雑誌やその上で執筆するライターさんてのは極めて知識や購買ひいては文化の発展に良い影響力を与えているんだ。そうだね、圧倒的に色んなものを万遍なく見渡してる上で評価してるわけだから。私も音楽聴くのにはbmrやmusic magazineそれに幾つかの気合入った人のblogにかなり触発されてるからなあ。
結論。ライターさん(や、何かについてあーだこーだ書く人)は超重要。長いこと悩みましたが一晩で解決しました



ところでマライアさんが「最高傑作」を出したと噂が高いです
Emancipation of Mimi
過去のと比べてどうだこうだとかじゃなくって単純に気合いの乗った良い作品だ!ってことでしょう。確かに凄い。そしてbmrの林剛さんの文もキャリーさんのvocalismへの愛玩に満ちてて素晴らしい。新譜を機に各誌(blastも、らしい。ex. url)特集組んでるらしいけど

hiphop勢との共演も挙げていけばキリがなく、(snip)もっともマライアは、ビヨンセのように中堅のプロデューサと組んで新境地を開拓するようなトレンドセッターではない。(snip)一般層にコアを広めるのがマライアの役割だとすれば文句は無いはず。
これまで彼女の「良いとこ取り」「流行りモン好き」っぽい所が多少ひっかかってたけど、これでなっとく。
だいたい、

ゴシップ・ネタにほとんど興味の無い音楽バカの筆者にしてみれば、音楽的にマライアが"堕ちた"などとは考えた事も無く、その思いは彼女が90年にデビューしてからずっと変わっていない
全くそのとうりー
ただ今作は私も大好きな彼女のデビュー当時の「単なる純粋うたバカ」っぽい歌唱がかなりfeatureされてて良い!
つーわけでこの蟹江さんの曲、やっべえええ!ブインギュイン言ってるベースみたいなのって何だろう