ゴスペラーズのインタヴュ@breath誌4月号(isbn:4789796191)

5人の一人一人と対談してるのって珍しそうだし、なんだか感じるところ多かったのでmemo
酒井雄二氏曰く


歌手の究極は"その人節"の発明
酒井さんのhbbは音聴いただけで判るんですがね

最終的には、うたみたいなラップっていうかラップみたいなうたっていうか、そういうところに近づきたいんですよね(中略)"聞いてるだけで面白い、だけど、じっくり聞いてみると、うまいこと言ってるよね"っていうものが作れないかなって
usherとかcraig davidとかじゃあやっぱ日本人としては不満ですよねこの点。"聞いてて面白い"けど内容はエロなだけなこと多いし大体速過ぎて言葉が聞き取れん。おもろいけど。
てゆか酒井さん、"いろは"の歌詞はもう充分に極めてきた感があるんですが、まだまだ納得いってないんすかねえ。
そういや土曜の夜に日テレのお笑い番組で、暴走族の二人を装ったユニットがバイクの音を真似る、その真似方はとても良かった。グループ名どなたか教えて下さい

安岡優氏says


エンドロールって、映画に対して考えたり味わったりできる、唯一の時間だと思うんです。
今日のkoeのコンサートにはエンドロールがありました。コンサートであれがあったのは初めて観たというかkoeはここんとこ毎回そうかもしれんですが、良いですね。しみじみきます

黒沢薫氏says


日本人が日本語で歌ってるわけでしょ?だったら、日本語がドーンと心に入ってくるような歌をうたうべきだろうなって。俺はそれまで(註:高橋真梨子さんのコンサートを観に行って)、どこかに"黒人っぽく歌いたい"っていう意識があったんですよ。黒人みたいに中低音がバーッと鳴ってるような声にならないかな、とか。(中略)そういう意識が変わるきっかけのひとつが、高橋真梨子さんのコンサートであることは、間違いないです。
そうなんだよ。中低音がバーッっと鳴ってるような声。そうなんだよ。黒沢さんはそこんとこは諦めた、ってことなんだらうか。インタヴュからははっきり掴めなかったのでお会いできたら聞いてみたいもんです

村上てつや氏says


Q:多くの人に聞いてもらうための努力っていうと?
A:単純に言えばウケるかどうかってこと、ですよね。歌がよくなくても、とりあえず笑わせておけばなんとかなるってこともあるかもしれないしね
やっぱエンタメったら笑いなわけですね