ハンカチ王子はベースカバーが遅い

ベースカバーの遅れが内野安打2本の4失点降板に繋った慶大-早大2回戦.
脚が遅いのかな?
ベースカバーに入るのが遅いのかな?
打者が速いのかな?
なんにせよ, このおかげで昨夏の甲子園以来の試合で最多失点したわけだし, 今のところの早稲田大学 斎藤佑樹投手の最大の弱点だと言える気がする.
ちなみに雑誌記事で弟さんの弱点を尋ねられた斎藤兄は,弱点かどうかわからないと前置きし, "早く寝てしまうところ" と答えておられました



申し遅れましたが慶早2回戦*1観て来ました. 朝から並んで入場券を買った.
そして慶早戦東京六大学リーグをこれだけ盛り上げてる主犯は, たった独りの十代の若者. スター誕生ですね. 試合前の出場選手発表, "9番 ピッチャー 斎藤佑樹 早稲田実業高校" とアナウンスされた時の大歓声. 打席に立って3球三振した時の大溜息. なんかこう, たまらないヒロイズムに, 私は涙を流しました
同期の東北楽天イーグル巣の田中マー君が活躍してることにより, 斎藤投手がもしも日本のプロに入っていたとしても, 十分一軍で通用してただろうと言えると思う. そのくらい実力がある彼が敢えて大学を選び, 神宮を満員にしていることをは, ファンとして, また, 昔から密かに六大学野球を観に行っていた者として, 嬉しいです.
早大卒で漫画家の弘兼憲史さん曰く"卓球の福原愛ちゃんと野球の斎藤佑樹投手とで, これからは '愛と勇気の時代' だそうな. "ドカベン" で有名な水島新司さんは大学野球を描いてない気がするが, 彼はこの現象をどう捉えてるのだろう. 斎藤投手は水島氏が描きたがるヒロイズムの, 格好の材料になる気がしますが.

慶應は何かにつけて早稲田と比べたがるので, 早稲田が盛り上がると慶應も活気が出る. 良いですね. 今年は早稲田の創立125周年に道を譲るとして,きっと来年の慶應義塾創立150周年で,野球でも巻き返すべく策を練ってるんじゃないかしら
ちなみにプロ注目の慶大加藤幹典投手は素晴らしいですね
球は速い, 変化球はよく曲がる,
攻撃でも, 脚も速い, 打席に立てば塁に出そうな期待をさせる,
要するに運動センス抜群です. 星野JAPAN でもがんばってねー

*1:世間では"早慶戦"と呼ぶし, 実は慶應義塾内でも公式行事としては"早慶戦"なのですが, 勤務先なので忠誠を込めて慶早戦と言います