子供のWEB検索能力が上達している
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/12/26/14373.html
私は勤務先である学校法人内のコンテンツを対象にした検索システムの構築を業務の1つにしてますが, 系列の小学校もあるので小学生もユーザとして念頭に置く(今後). 置くんだ. だから子供が何をインターネットで検索するかってのは興味があります. 時事問題も検索するんですねー. でもランキング2番目の"りぼん"って何のことですか?どなたか, 子供のみなさん, 教えてください
この"キッズgoo" というサービスは, ある限定したユーザ層向けにカストマイズしたWEB検索サービスなのだと思いますが, デハういう点が子供*1向けに追加/削除されたキノウなのかしら?以下2点らしいです
- 不適切コンテンツを検索結果から削除
- 検索結果一覧やコンテンツ実体ページに読み仮名を付与
話題にしたいのは2点目. 読み仮名を付けるってのは「子供のための機能」と言えるのかな?読めない漢字が読めてもても意味は判らないのでは?
子供がコンピュータ利用中に読めない漢字に遭遇した場合に採る行動を予想してみよう. 次の2パタンが考えられる
- 周りの人に, 「これどーゆー意味?」ときく. ただしそもそも読めない(発音できない)から, 文字を見てもらう
- コンピュータ上で利用できる何らかのサービスの入力画面にコピペして,意味を調べる(ex. WEB検索サービス like Google/Yahoo!, ローカルにインストールしてある辞書ソフト)
この記事にある「WEB検索」作業が実施できるくらいリテラシのある子供ならば,2点目は思いつくはず。
であるならば,
読める必要って必要無いのよね. コピー&ペイストでいいんだもん
って思いませんか. したがってこのキノウでは, 子供が使いたがる理由にはならない気がするんですがどうでしょうね
私なら以下の機能を付けます
ID | 方針 | 施策 |
---|---|---|
1 | 子供に変な刺激を与えない | フィルタリング(as usual) |
2 | 探し難いものを探せる | コンテンツ作成者の年齢指定検索 |
仮説ですが個人サイトはある程度作者の年齢層を自動推定できる気がする. { 小学生, 中高生, 大学生, 働き人, neet, 退職後 } くらいの大雑把さで. 具体的方法等については, 外が雷になってきたので,次回書きます