斎藤佑樹投手の進学を支持します & 為末大氏がハンカチ王子現象を語ル

進学先が早大である前提で、支持理由は以下

  1. 長ーく活躍する選手になって欲しいので、大学で着実にやって欲しいから
  2. 要らん負荷をかけずに歳を重ねて欲しいから
  3. 早稲田が盛り上がると世の中盛り上がると思うから
  4. 私の自宅が早大の傍なので、色々肖ることができるから(早実優勝セールとか、佑ちゃん丼とか <- ありがたいのか?)

解説。
1...江川卓渡辺久信のように早く散るより、若い時には若い光を、ベテランになったら渋い光を放つ投手が、私は好き like 工藤公康。19からプロでばんばん投げ続けるは、消耗じゃないかなー???大学で余裕を持ってやって欲しい*1
2...「人間的成長」という深遠な目的の達成手段は「大学に行く」こと1つでは無いけど、早実に居るから早大進学、ってのは余計な負荷の少ない妥当な選択だと思う
3...そんな気がしませんか?少なくとも私の勤務先は対抗意識を燃やすと思う
4...実際は野球部の人は殆ど野球場に居るんでしょうけどね
あと、野球選手は大学に行ったら人間的な成長ができるんですかね?野球部と陸上部とラクロス部という色んな運動部を経験した私の意見としては、他のスポーツに比べて野球は極めて練習に拘束時間の長いスポーツです。結局グラウンドにばっかり居ざるを得ないと思う。まあこれは大学により状況は様々でしょうし、野球部以外の良いコネを作れるかどうかによって大きく変わるのかしらね



ところで。
私の個人意見なんかどうでも良いとして、為末さんがこの社会現象にコメントしてらっしゃいます。要約すると、斎藤投手の将来への憂慮、でしょうか。
http://tamesue.cocolog-nifty.com/samurai/2006/09/post_35e6.html
為末さん自身、(失礼ながら)陸上競技っていうマイナーな世界においては、中学3年生のときから大スターでした。中3で200m 21秒3 という、日本選手権入賞レベルの記録を出し、高校生で400m 46秒切り、400mH 50秒切り。大学生の時に世界のTOP3 入り。そして昨夏も再びTOP3。どの世代においても日本人として唯一無二の活躍していらっしゃる。
若年と頃から常にTOP で居続けるアスリートとして為末さんの存在は貴重なだけに、斎藤投手は為末さんに弟子入りすべし!とは思わないけど、心の支えにしたりしなかったりして、自分を信じて成長を続けて欲しいっすよね!
それにしても、野球界だと、為末さんがおっしゃる「自分の範疇で(人気を)コントロール」するのは難しいんだろうな。高校時代から騒がれ続け、結果を出し続ける松井秀喜さんや松坂大輔さんは、あらゆる意味で怪物だ。目的を達成することに意識を集中し、泰然たることを良しとす

*1:涌井くん、がんばってね