こんなスポーツ選手は居ない - 高橋尚子サン

優勝、おめでとうござます
第4コーナーを回った後の観客席に向けての右手victoriusポーズ。一泣き
そしてれーす後の素晴らしいTVのインタヴュー。二、三泣き
heroine復活。queen復活。Qちゃんの復活。QちゃんのQは女王のQ。



これでまた日本の陸上競技が一段と明るさを増します。この2年、Qチャンの状態って結局どーなの?て感じでしたからね…
これで私達日本人は、「野口みずき高橋尚子北京五輪金・銀」なんて夢を想い描く権利も得ました。
ここに加わるpaula radcliffeさんとの対決。北京は、2000年前後から世界を沸かせてきたキーランナー達の集大成だ
(Qサンが好きそうな、donna karan@表参道)


ラソンってやっぱりドラマになりますね。報道がそう仕立てていること以上に、準備期間が長いことと、それでいて一発勝負で決まるということと。トラックやフィールド種目とはまた別な良さがある。
初めて専門誌買って以来16年ずっと、なんで世間ではマラソンばっか取り上げるんだろう?スピード感じゃトラックの方が断然オモロイし、ダイナミズムはフィールド競技が最高だし、ゴボウ抜き等で一人ひとりの強さが際立つ駅伝だってある。

と疑問を持ってきたが、大人にはウケる競技なんだな。今日Qちゃんの復活劇を観ていて気付きました。
私もちょっとづつ大人になってるんだわ;;
そして報道。2週間くらい前の全日本大学駅伝のTV朝日の放送をこき下ろさせて頂きましたが今日は実況森下桂吉氏が及第点でした。まあ実況以上に解説の増田明美さんが饒舌ってのもあり;、素晴らしい放送でした(NTTドコモのCMがイケていた)。
観客席も埋まってましたね!日本選手権より遥かに入ってたゾ。それはそれで問題ぢゃが



高橋尚子さんと同年代の日本で生きることができることを嬉しく思います。ホントに。
だって、Qちゃんのような選手が世の中に常に存在してるわけではないんですよ。陸上競技プレイヤーでこれだけ日本人を惹き付け、華々しくて、尚且つワールドチャンピオンクラスに位置する選手は、carl lewisさん、michael johnsonさん*1以来ではないですか*2?プレーも、言動も、観ていてドキドキする。ワクワクする!
陸上ファンで良かったわ

*1:91年東京world championshipでの表彰台での涙は、思い出せば今でも一泣き可

*2:今後、棒高跳びのエレナ・イシンバエワ/Yelena ISINBAYEVAさんに期待しています