ふとつまづいてそのまま2人はベッドへ

なんでこんなタイトルなんだか自分でも解りませんが
誰も、陸上競技ネタなんて、読んでも紅の豚、それでもあたしゃ書かねばならなんのよ
先の日曜の全日本大学駅伝、ひどかったですネ
ひどかった1点目。「月刊陸上競技」では優勝候補筆頭になっとった我らが順天堂は14位。でもまあ贔屓チームの不調なんてことはよくある話だし、これは我慢しなきゃいけない*1
なことより2点目。TVア▲ヒの実況の素人っぷりがひど過ぎる!陸上競技を知らな過ぎです。聴く価値無し!あんなに情報密度が薄いトークは粉飾決済疑惑に対して答弁する企業の人の記者会見並みです。箱根駅伝の読売TVはお正月の看板番組化してるので取材等わりかし気合い入ってますがそれですら私ぐらいの基本マニア者は満足しません。
どうひどかったか。どれくらい素人実況か, 野球に例えてみまあしょう




アナウンサ(以下あ):この8回までロッテの"史上最深度サブマリン"こと渡辺俊介が、なんと3安打無失点!3安打というのはこれは3人にしかヒットを許していないということですから、これはもう十分に好投と言って間違いないと思います。解説の関根さんいかがですか、今日のこの渡辺は?
解説(以下か):そうですね、腕がよく低く保たれていますし、リズムよく投げてるんじゃないですか
あ:さあ遂に最終回、阪神は1番の赤星からです。試合前両チームの監督が「鍵は赤星が塁に出れるかどうか」と言っていましたがここはどうか。とにかく塁に出なくてはならない、自分の仕事は塁に出てピッチャーを牽制して後続の打者、シーツ金本今岡の打撃を塁上からアシストするんだ、そしてホームに還ることなんだ、と試合前の取材に熱く語ってくれましたが果たして塁に出れるかどうか。。いま3球目、おっと赤星打った。ヒット、ヒット!!!ようやっと出ました、さすがは、両チームがキーポイントとして挙げていた赤星、塁上からバッターをアシストするんだという赤星が、遂に史上最も低い位置から投げる、アノ、274勝サブマリンと言われた、山田久志投手も認めたという、地を這うような渡辺俊介から一塁に出ました・・・
(以上一応フィクションです人名は本物を想像してくれても仕方ないが実際の日シリの結果とは関係ナシ)
さてこのスキットのポイントは以下です
  • 取材は試合前のみ。つまり選手・チームについて、直近の話しかない
  • 特徴的なエピソードを、カバの一つ覚え的に繰り返す。しかもその一個しかないエピソードを繰り返してるうちに、変に誇張される
  • ・解説者として呼んで来てる人に喋らせときゃ良いのに*2、彼らの価値も理解してない
  • 喋りに愛が無い


ちなみに、途中でたまらずJOQRこと文化放送をonしてみたら、、、、3分くらい何も喋らず、ひたすら沿道の声援だけ…アンタも箱根だけかい文化サン・・・

*1:そら上位10人の平均タイムは1番だったかも知れんけど、10月の出雲駅伝10位ですよ?いくら今井正人松岡佑起のジャパ学生top5に入る両君が欠場した、つっても、10位よ???時期の都合で、編集ん時に出雲未だ観てない、とみたが…

*2:今回は瀬古利彦さんと平塚潤さん。両者とも世界大会出場選手であり指導者としても一定以上の評価を受けている