ディスカバリー帰還と引き換えに星になった佐々木主浩投手

東北高校3年生、ダルビッシュさんほどでは無いけども細身の佐々木投手が、甲西高校の最後のバッターにライト線を破られて5-6、サヨナラ負け。1985年夏の甲子園大会準々決勝の日の第四試合。
呆然とマウンドを降りる佐々木くんを、勇退が決まっている竹田監督が使命を終えた者ならではのピースフルな笑顔で迎えると、堰を切って大泣きする後の大魔神
清原桑田に沸いた甲子園大会の、小学四年生だった私が一番印象に残ってるシーンでした。佐々木くんのあのクッシャクシャな泣き顔。負けて泣く者と、それを温かく労う者、そういう関係の美しさをひょっとしたら初めて強烈に感じた時かも知んない
そういやその佐々木くんが僅差で敗れた甲西高校を次の試合で15-2と打ちのめしたのはPL学園高校でした。え?昨日あんな勝負をしたチームが?実力って何なの?っていう、勝負事の綾も初めて認識した日かも知んない
もし東北が勝ってりゃ次東北-PLだったんすね。もし勝ってりゃあの涙があったかどうか分かんないし、私が書く文章も違ってたんですよね
昨日、20年経って今度は直接対決で三振した清原和博が男泣き。良い漢だ。これだから西武を捨てて出てったのに憎みきれません
今朝は朝っぱらから為末大さんと言い、凄いニュースばっかだなあ!