解夏

http://www.gege.jp/index.html
長崎市が舞台なのかと思うんですが、綺麗なところですね
ところどころにキリスト教の名残を感じさせる都会的な、洗練された感じのする街並み。それでいて大陸へと続く日本海に真っ向から面していて。或いは坂道ばかりだったり
こういう雰囲気は、私がかつて初春に車で一人旅した愛媛県の西端のあたりによく似てて、とても暖かくて静かです。愛媛と違うのは長崎は都会なのね。造船工場だとか、海辺の絶壁だとか、狭広い日本の中でも極めてユニークな所と言って良い所だなあと思いました
スペースに余裕のある空間使い。意図してるのかどうか判りませんが東京のシーンは妙に狭苦しい場面も多い。眼科医院内とか、教授の研究室とか。
出演者に誰も長崎どころか北九州地方出身の人が居ない。さだまさしさんだけですね。俳優さん達の長崎弁がしっくりこなくてわざとらしいなあーと劇中ずっと感じてしまったのが残念。そしてさださんはやはり凄まじいジャパニーズソウルシンガーですな。
あと、「解夏」と対になる言葉が「結夏」(けちげorけつげ)らしいですが、こんなところで汚い意味を考え付いてしまう私はつくづく終わっている。