お疲れさま

自由が丘駅前の沖縄料理屋(名前忘れた)。半年に一回くらいなんだかんだで行くのですが、
いつ行っても三線持ってうたってるオジイサンが居ます。狭い店内の各テーブルを回ってはお客さんに鳴子配って鳴らさし自分はリクエストをうたうのです。今回気付いた悲しいことに本土の日本人は沖縄民謡と言ったら三曲しか知らないのね。花 by 喜納昌吉さん、涙そうそう by beginそして島唄ですね。かく言う自分も勿論このくらいしか出て来ない。まあその分この三曲がかなり世界的にも沖縄民謡としてっつーよりじゃぱにーずとらでしょなるとして君臨してると思いますがね。
それは良いとしてこのオジサン。そいうわけで各テーブル行っても2曲か3曲で終わっちゃう。顔が皺くちゃ過ぎてちゃんと前が見えてるのかどうかも怪しいナイスガイなんですが、彼が言うには奄美では、ありがとうーとか言って杯を交わす時に「はな」と言い合うんだそうです。「はなー、はなぁー」ってやるんだそうです。これをやるとお礼の意味の他にも色々含ますことが出来るそうです。お疲れさんーとかそういう。
いつも思うんですが、お疲れさまー、という掛け合い声ってどこかにネガティヴが入ってますよね。そんなに疲れてるかどうかわかんないのに相手を疲弊しているものと決め付ける挨拶というか宣言というか。「オ前ハモウ、疲レテイル」って言ってんのと同じですよね。たまにヤになります