david tao@香港体育館、15日

詳しくはまた。すっばらしかったああだよ
果たして、陶吉吉はアジアのスターだったようです
日本じゃコンサートやるほど知られては無いけど、どうやら東アジアでは国際的な人気だな、と1万2千人のお客さんの客層を観て思いました。中華圏以外からもかなり来てたっぽい、朋友達が。
なんつーかね、カッコ良いんですよ。フツーに。中学校で学年に何人か居る運動できてわがままでぶっきらぼうで垢抜けたヤツ、って感じ。ステージに最初に現れた彼を観て、かつてアルバムに付いてきた写真のイケテ無さはどこへ???かっちょ良いじゃないかっ、と思って隣に居た女性の普通朋友をみたら、既にすっかりヤラれてやがった。
もうあのコンサートから書いている時点2週間くらい経ってるんすが、こうして印象に残ってるのはピアノ一本でうたった沙灘でしょうか。特に好きだったわけじゃない曲なんですが、アア、やっぱうたえるのね、ってのを印象付けられた曲だからってのと、over the rainbowを挟んだりしてすっかりリラックスしたjazz気分で良い感じだったからってのでしょうか。朋友はその選曲に文句付けてたけど。
時間は2030に始まって、23時廻るまでやってて、リリース曲の殆ど出したんでない?て勢いでした。しかしそういや何で「十七歳」は無しだったのかな。飛機場的1030がかなりドロップしたアレンジになってたりして、もしour love演ってたらどういう調子でうたったのかな。
あれだけ多くのファンを付けるとアジアではやはりrockな調子が好まれるのでしょうか。彼も徐々にrock色が強くなってると感じます。衣装も5種類くらいあったと思うけど予想通り全てノースリーヴで、これが私的にはまったく頂けないです。でもどうでも良いことです。ちなみに写真を公開下さってる方がいらっしゃいますね。
解せないのはTENSION。うーむ、daveのアルバムでちょっとだけ披露されてたコーラスっぷりからしてもしかして、と予想してた通りだ…DAVEはあれだけうたえるのに何故。。。夫、ここじゃ多くは言えませんね。まあアジア全域としてはコーラスGがあんまり流行って無い雰囲気の中ですからTENSIONは存在するだけでも既に価値があるのかも。それに彼らのおかげで望春風〜夜来香のアカペラメドレーを拝めたし、BIIMのso hard 2 say goodbyeも聴けたっつーか、「アカペラやる者なら必ず通る曲」って言う紹介が嬉しかったです。少なくともそこでは自分とDAVEは一緒なんだなあ、と思い込めました。
終わった後握手して頂き、日本デアンタノ曲こぴーサセテモラッテルノヨ、と言ったら表情一つ変えずに、アリガトウ、と。颯爽と。日本から持参したサイン貰う用CDを差し出す機会も余裕も、無く。
結論。素晴らしかったああだよ。細かい表現法を自分が好む・好まないって観点からすると言いたいことは一杯です。けど冒頭書いたように、多民族・多国籍の人々を目の前で陶酔させてるリアルさに、打たれました。これから先自分がうたやっていくにしろビジネスやっていくにしろ、小さく固まらずに大きく羽広げようとしながらやっていきたい。その方が楽しい、そうしていけばこんな感動を一人一人に与えて行くことも出来るかも知れない。
そんな感じ。
おっとそういや、陶酔ってちょっとTAOっぽい。