帰国、帰阿佐

帰国してまずするのは食事です。蕎麦屋に行きました。
以前小澤征爾さんが、海外公演の旅から帰って来て日本でまずすることは、行き付けのお蕎麦屋さんに行ってザル蕎麦を食べることです、とNHKの特番でやっていました。しかしその「行き付け」の蕎麦屋が、何処にでもあるあの増■屋だったことにはかなり動揺しました。近所の蕎麦屋に入ってあんな爆発白髪の方が居ても、何某の方とは思わないもんですが、そんなとこにも人生の光と陰は潜んでたのか、とショックを受けました。
んで、私も真似をするわけでは無いのですが帰国したら蕎麦を食べます。京成線上野駅を降りて、御徒町でザル2人前を、かるーく、ズルっと。
しかし、このザル蕎麦。
蕎麦は良いんだが、ツユがイマイチなのです。なんか濃過ぎで味が強過ぎる感じ。

山岡「蕎麦は良いんだが…ツユがな。。」
中松警部「蕎麦は良い。まあ及第点をやれる。だがツユがよ。。」(確かこの回で初登場)
栗田「まあ、このお巡りさん、山岡さんと同じことを言ってる…」

思い出したのは当然、この一連のやり取りでした。
早く、あのお店が、雷門の藪の味を盗んだかどで中松さんに「逮捕するうー」と言われるくらいになって欲しいものです。
ちなみに結局蕎麦では帰国の感動を味わえず、ラーメンを食べに荻窪十八番まで行ってしまいました。そして休みだったので、たんたん亭で儀式を終えました。