ピアノ対決 塩谷哲vs小曽根真
またピアノものを観に行きました
hiphopをはじめpopular音楽における、他の音に混ざった時のピアノはすっごく好きなんですが、
ド真ん中のjazzだったり、或いはpiano単体の音だといまいちピンと来ねんだよね、と思っておりましたがしかしとても良かった!本編最後の小曽根さん曲かな?ピアソラに影響を受けて書いた、とかおっしゃっていたSpanish Walzeという曲。興奮したねー
塩谷さんって以外にも声が高いっつーか、同席したpf狂で通っている暁さん曰く、小曽根さんとのマッチアップだから演奏も態度も相当萎縮してるみたい、とのこと。なるほどberkleyの名誉教授の前ではしょうがないか
ところで聴いてて別な疑問が。
気に入った演奏やガツンと興奮させられた音楽に対しては、後で頭の中でplay backをよくします。
とても印象に残ったライヴ演奏や、レコード屋で視聴してアガった時などの、曲の雰囲気、感覚って脳内で再生できる、ことが多い
だけどピアノってどうも出来ないんですよ。今日の"duet"も、書いている今はかなり漠とした雰囲気しか思い出せない。何ででしょうか?
音楽を思い出す、って行為はとても大事だと思っています。創作する人であれば、アノ心地を再現したい・アレを超える感覚を産み出したい、とか思うわけだし、
視聴者であれば、もし生で聴いた時だけが体感することの全てであるとすれば、音楽は娯楽としちゃ贅沢過ぎる。ただでさえ芝居や映画等と違い主題が言語化されてないだけに*1、感想などを語りにくいところがありますし*2。録音メディアの発達ってのはその辺の課題解決に起源があるのでしょうケド。
勿論刹那的にその場だけで楽しむ音楽を否定してるわけじゃない。むしろ当然だと思う。単に私は自分が創作する時に繋げたりしたいから、好きな感覚を覚えたいだけ。
んで、自分のそんな問いに対して今日の時点での仮説:
- 私の脳は常に音楽を言語化しようと働いていて、piano soloは音が複雑過ぎて出来ない
- 本能的には興味対象でない
1番がかなり有力かなあ。。単音ならまだしも、私はscaticianですから多少複雑なメロディは口ずさむことが出来ますが、pianoの繰り出す音ってのは和音だからねえ。高度過ぎて、口で再現出来ないものはfollowすることが出来ないのかも
さらには
- より高次なものとして、今後追っ掛けてく
って考えようかな。具体的にどう追っ掛けりゃ良いんか、今は未だわからんけど
どうでしょう?皆さんはどうやって音楽を楽しんでるんでしょうか