腐らせてしまったモヤシ食ふ日々

そう、腐らせてしまった
でも強火で炒めれば食えるだらう、味濃くすりゃ食べれるだらううと思って調理す
そうだ、その昔の欧州では肉の臭い消しのために香辛料が重宝されたという。きっと船旅で悪くなっちゃう肉を香辛料擦り込んだりしてゴマかしてたに違いない
てことで黒胡椒だのナツメグだのカルダモンだのを大量に振ってみました

ダメだったね今回ばかしは
いくらやっても酸っぱい臭いが消えません
食べてるうちにミルミルチチル、食欲が無くなっていく。さすがに海原雄山(美食家かつ陶芸科)氏のように、一口で箸を置いて「おい、料理人を呼べ」とか、或いはそもそも膳が運ばれてくるのを見ただけでブチ切れたりは出来なかったが、どんどん食べたくなくなってった。いやあむしろ豆腐も納豆も元を辿れば腐りモノだってことを鑑みれば、これも「モヤシ腐り」とか「腐豆苗」とかとして生きてく可能性があったのかな。いやあ無いなあアリャ
いつもどんなに失敗作でも残さず食べたけど今日はムリだった、初めて捨てました。実家を出て包丁生活10年目にして初のgarbage collection発動です*1
反省点は、さすがに腐臭がきつかったのでそもそも食うべきではなかったのか、あるいは汁物にすればなんとか行けたか
しかし次回も他の健全な食材達を見殺すわけにゃ参らん
それ以前に、モヤシを敗血させちゃったのが悪い
ショボン

*1:GCってよりはむしろ私自らメモリモヤシを解放しました