「サイト・グラフィックス −風景写真の変貌− 」展 @川崎市民ミュージアム (url)

予備校時代の同僚鈴木良くんの写真を拝見しに参りましたで。彼は木村伊兵衛写真賞で入賞してパリ第六大学に通うほどのウィ・ムッシュなのら
白い空間に人だけ浮かんでるのが単純におもろい。同じ平面なのに立ち位置によってウネッテルのが余計におもろい。そして人間だけ切り出されて、彼らは平然としている画ってエモイワレヌ感覚を呼びます。暫し画の前で之は何の感覚であらうかと自らに問へど如何とも言葉にならん
環境と切り離された人間は、或程度皆哲学者・ファッションショーモデルに見えるものですね。環境との対比っちゃ人を見る際に大きいのらきっと。改めて、人間の眼・私のメ、に見えてるsightが万人と共通なのか不安になった
パリでの画ばかりだったのかも知れないけど、日本だったら、どうだったかな。日本人はショボくれてる、っていうか、みんな心の中に淋しい部分持ってる、とか思っちゃってるからな。勝手知ってるからそう思うんだろうけど。非日本国人がそういう淋しさと無縁とは限らないし、少なくともフランス人の義兄を観てても、日本人だけではないんだなと思えるし