日テレさんの駅伝中継の課題1 - 妙に煽り過ぎ

学生駅伝なのにエンタテインメントに仕立て過ぎ。視聴率のためとは言えそのせいで箱根が最終目標になり過ぎてる選手が多過ぎやしないんでしょうか?幼少から長距離に慣れてるケニア人じゃあるまいし19歳ソコソコで20kmを59分台で走れなくても良いと思うんだが。最近世界レベルで活躍してる男子選手の大学1〜2年時の箱根成績はそこまで良くないはずだぞう。後で調べてみたいけど今思い付く限り尾方剛(ygu→中国電力)は2年時10区1位以外は出走履歴すら無し。佐藤敦之(w→中国電力)は伸びたのは大3から。諏訪利成(東海→日清食品)は不明だけど多分2区走るようになった3年からでしょう?
あと元スーパースターで現早稲田大学のコーチ渡辺康幸氏がおっしゃってましたが、


勝つための練習→安定してブレーキしないための練習→飛び抜けたエースは産まれ難くなる練習
現状はこうなんだろうと思います。そうなれば日テレの思惑とはむしろ逆で、今の箱根ランナーの大半は20kmを61〜63分くらいで常に走れる「無難ランナー」のはず。無難練の極致が駒澤大学だと思うんだが大八木弘明監督の凄いところはそんな中からも日の丸エース級を育てて来る所です。そして案の定大八木さんを離れると藤田敦史くんの様に伸び悩んでしまう
てなわけで驚くばかりの快走をした伊達秀晃くんや今井正人くんの今後は楽しみなのと同時に不安にもなってしまう。2区で10分30秒だった松岡佑起くんぐらいが丁度良いんでねーの?と(実際、応援してるからってわけじゃないけど順大の選手は1年時から区間賞取るよな快走は滅多しない)
というかこんなにマニアックな私でさえ、12時間弱に及ぶ箱根駅伝を何が楽しくて観てるかって、エース級選手のナイスな走りと、順大が何位で走るか以外観てません。つまり興味無いチームの無難ランナーは観ててもまーったくオモロくない。年賀状書きには良い時間となります。全員が全員個性的たれ!とも言わんし、事情があるわけでこれは多分どうしよもないでしょうね
この辺は盛んに専門誌上で話題になる箱根駅伝の功罪ネタですね