モードの話:STYLE “体”を考える/vol.3 無意識の叫び

http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/fashion/news/20040730ddm010070142000c.html


こうした服は、何かを体が感じる服でもあります。例えばふわっとしたスカートや、ぴたっとしたタンクトップは皮膚感覚に訴える服。視覚ばかりが酷使される中で、体全体の感覚を取り戻そうとしているのではないでしょうか。エステやマッサージを好む女性が多いのも同じことです。
こうした服が、フェミニンなデザインであるのも面白い。女性であること、女性の体を持っていることの確認をしようとしているのではと見ています。ですから、今のボディーコンシャスを「セクシー」とか「官能的」という言葉で表すより、私は体に対して「センシティブ(敏感)」な服という表現が正しい気がします。
センシティヴな服とは、巧い言い方をされますね
でも、東京人は多数が極めて大脳的ですよね。(それでいて小顔でも無い)。まあ東京ですから仕方のないことです
しかし気に入らんのは、エステとかマッサージって言ったって、受動的だということです。ここのところ人間の発信欲求はたいへんなことになっていて、だからこそe-mailやblogなどが爆発的に流行るんだと思う。もっと身体的にも「発信」しないと、本質的にはダメなんじゃないかと私は思います。他の人がこれで良いというなら構いませんが