ターミネーター3をを観ましたー

公開初日に観る、てのは徹夜したピストルオペラ以来ですね。それだけで特殊な感慨を持ってしまいます。
映画は、ある意味において、ハリウッドの殻を破ったな!という感じがします。正直、もう手に負えない程に脈絡の無い構成だと思いました。無駄な破壊シーンも多いし、正直あまり語り様が無いです。
しかし、テクノロジーのモロさについて考えさせられました。
人類の未来が例えば一人の民間人によって変えられたりする、今の巨大なネットワーク環境。
世界を狂わす自我に目覚めたプログラムが、P2P的な、拠り所・基地を必要としないvirusyなものだった、てのは特に新しい破滅論ではないにしても、笑い事じゃあ全然無さそうで、示唆的だと思わずにはいられませんでした。ただ、この夏good-by, mr.andersonモノ・lucy liuモノと並ぶ3大ハリウッド映画がよくもそんなことやったな、ですけど。
しかし作者の意図がどこにあったのか分かりませんが、暴力的なこととか、AI v.s. humanというか、人間社会がコンピュータによって破壊される、ってのは洒落にならないというか、あり得そうでイヤです。